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今回調査するのは、静岡・三島市にある青果店です。実はここ、県外からもお客さんが訪れるという店です。キーワードは「ジャングル」。青果店なのにジャングルとは、どういうことでしょうか。
動物たちがお出迎え
とても風変りな青果店を調べるべく、三島市・広小路に来ました。ウワサのお店があるのは、三島市本町。三嶋大社からも近く、観光客や地元の人が多く行きかう地域です。
さっそく青果店を発見です。店名は杉本青果舗。店の外にはダイコンやキャベツなど、野菜がたくさん並んでいます。
ところが、店内入ると至るところに木や花が装飾され、トラやクマなど動物たちがお出迎え。その光景は、まさにジャングルです。
動物たちの足元には野菜が。レイアウトは、店主である杉本譲さんのアイデアです。
杉本青果舗・杉本譲さん:
動物たちがいるジャングルをかき分けて、面白いものを探してほしいと思います。コロナ禍では東京から来たお客さんから、動物園にも連れていけないので子供が喜ぶと言われました
ここ数年のコロナ禍もあり、地域を何か盛り上げられるようなお店ができればと、約2年半前にこのスタイルのお店を始めたそうです。
特に子供連れのファミリーに人気なのだとか。ただ、魅力は動物たちだけではありません。
珍しい商品がたくさん
専門店だからこその、珍しい野菜や果物など、品ぞろえ豊富なのも人気の秘密です。
神奈川から来た買い物客:
あまり見たことない野菜があるので、いつもスムージーのための野菜を買って帰ります
なじみのないアイスプラントは生のままサラダで食べられ、プチプチとした食感が癖になります。長泉町の農家から仕入れています。
西浦レモネードはレモンの仲間ですが、ミカンのように皮をむいて、そのまま食べることができることができます。沼津市・西浦地区で栽培されている希少な柑橘の品種です。
さらには森のアイスクリームと呼ばれるフルーツ、アテモヤまでありました。スプーンで食べるそうです。なかなかお目にかかれない商品が盛りだくさんです。
飲食スペースも作っちゃいました
加えて、お店のこだわり野菜を気軽に楽しんで欲しいという思いから、店内で飲食店もスタートしました。
ラーメンやチャーハンなど様々なメニューがありますが、杉本さんのイチオシは沖縄県宮古島の島ピーマンを使った「肉詰め島ピーマン(693円)」です。
ピーマン自体のうま味をしっかりと感じられるように、鶏ひき肉を使っています。
これが大きい! 厚さもあり、普通のピーマンの肉詰めの3倍ぐらいありそう。シャキシャキとした食感を楽しめます。
その他にも自家製のネギをたくさん載せた自家製チャーシュー「ネギチャーシュー(528円)」や、大葉がたくさん入った「青じそししゃも春巻き(638円)」など、お酒に合うメニューが豊富です。
もちろん、お酒も提供しています。
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青果店であることを忘れてしまうほど盛りだくさんの杉本青果舗。見て買って食べて、楽しんでみてください。
■店名 杉本青果舗
■住所 静岡県三島市本町11-7
■営業時間 10:00~18:00(日・祝は~17:00)
■定休 水・平日の祝日振替休日
■問合わせ 055-919-4805
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